私は令和4年に国立大学を中退しました。私の実体験、大まかな手続きの流れや当時の心境、中退後についてをお話します!
*本記事は大学、学校の退学を推奨するものではありません。
当時の私の状況・手続きフローチャート
中退当時は2年生の前期の終わり。私自身の精神的な事情、家庭の事情で中退を決めました。
学務課へ
まずは学務課へ中退のための様式(退学届)をもらいに行きました。理由は「一身上の都合」と記入。退学願に親の署名だけ必要でした。自分の精神的なことを理由の軸にするなら、診断書が必要になるでしょう。

担当教員にメール
担当教員に理由を含め中退したい旨をメールで伝えました。場合によっては教員との直接の面談がある可能性もありますが、私の場合は教員の方もよく理解を示してくださり、メールのみのやりとりで済みました。
担当教員からは退学後、復学する場合の手続きを担当の窓口で聞いておいてくださいと案内がありました。
奨学金の手続き
学生支援課にて奨学金の停止の手続きを行いました。これが一番時間がかかりました。というのも私は給付型の奨学金をもらっていたのですが、複合的な都合で2年の前期の授業を履修登録だけしていっていなかったのです。それにより奨学生の認定が下がり、停止後にすべて返済しなければならない可能性が高くなっていました。結局、大学担当部署の方が尽力してくださり、家庭の事情が認められ返済義務が発生することなく、奨学金を停止することができました。
注意:奨学金をもらっている方で中退を考えている方は、奨学生認定が下がっていない状態で手続きをしましょう!
大学生協の脱退
大学生協の脱退を専門の窓口で行いました。この際に生協経由で下宿先を決めていたので、引っ越しの相談も済ませました。
部屋の備品の相談や大家さんとのやりとりも生協経由でスムーズに進みました。
中退完了!
対面での必要手続きを終えれば、部屋を引き払い、実家に帰還。あと諸々の手続きは郵送でできました。私の場合は、退学届提出後ひと月かふた月くらいで教授会で中退が通り、退学許可証が郵送で届きました。
なぜ退学した?
退学願に書いた理由は、家族の介護、経済的な理由でした。それも事実です。しかし、実際は非常に言語化の難しい精神的な理由が大きかったのです。当時はコロナ禍。ほぼすべての学校のイベントが中止やオンラインに、少なくない授業がオンデマンドなどになり、なれない下宿先で孤独な時間も多く、精神的なところがじわじわとキツくなっていきました。暇で一人で部屋にいる時間が長い、でも何かしなければという焦燥感、将来への不安だけは常にそこにあるのです。私にとって大学での時間は、例えれば宿題が全然終わっていない状態で迎える、夏休みのラスト3日がずっと続くようなものでした。
そのような一言では説明できない思いのなかで、そこから長期休みで帰省した実家から2,3か月下宿先に戻れないほぼ引きこもりの日々を過ごしました。ですが、このままでは腐ってしまう、大学をやめて、非正規でもいいから働くほうがいいのではないかと思い、中退を決意しました。
やめてどうだった?心境は
やめた直後、気持ちとしてはスッキリとしました。後悔はありませんでした。親も私に理解があり、とても恵まれていたとは思います。大学をでて就職をして気持ちを誤魔化しながら働く。そのようなレールに甘んじて乗り続けるのが私にとって苦痛でした。そこからから離脱できたという気持ちも大きかったです。
実際生きていける?
生きていけます。社会、世間様のものさしでみれば、私のような人間は死んだも同然かもしれません。しかし、全然そんなことはありません。中退後、私はすぐにバイトを始めました。しばらく働きそのままフルタイムで働くことになり、生きていけるだけのお金は稼ぐことができるようになり、NISAの残高も400万たまりました。なにより居場所ができたことが大きかったと思います。(3年半と少し働き、現在は退職)
中退後の進路は?
大学を卒業しようが辞めようが、どう生きていくかはその人の自由と思います。とりあえず生きていければいいという人は、私のように就職せずバイトをすればよし。できるのであれば親のスネをかじるのもありだと思います。私のようなレールから外れた人間は焦らずに人生の方向を決めていけるのが強みですから。しようと思えば再入学の道もあります(中退した大学に再入学するための手続き – 大学中退就職ガイド)。参考までに、私はパートとしてフルタイムで働いた職場を退職後、今後は消防設備点検資格者をとり、自分のペースでできる派遣の仕事したいと思っています。
仕事や退職に関すること、記事にしてます。 大学中退した実体験 手続きなど解説 | 実体験ノート スーパーの店員3年半以上働いてみて 退職代行Jobs使ってみた
最後に
人生はきっと、思うほど大層なものでもありません。掃除してたらでてきた1000円札みたいなものだと思います。どう使おうとあなたの自由です。だから、レールを外れることはなにも悪いことだとは思いません。私自身、大学の中退したことに関して後悔はありません。これからの時代、大切なことは自分のものさしをもって生きていくことと考えています。みなさんも自分らしい人生を歩んでいってくださいね。

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